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LINE『Keepメモ』終了!?オプチャやグループを使って自分だけのトークルームを簡単作成する方法

LINE『Keepメモ』終了!?オプチャやグループを使って自分だけのトークルームを簡単作成する方法 ライフハック
この記事では2024年8月28日にサービス提供終了の『LINE Keepメモ』の代わりとなる「自分だけのトークルーム」をLINEグループやLINEオープンチャットの機能を利用・応用して作成する方法をご紹介します

超便利『LINE Keepメモ』突然のサービス終了

2024年5月某日、日本最大手コミュニケーションアプリLINEの全国利用者に衝撃の通知が…

Keepの終了・バックアップのお知らせ

2024年8月28日にKeepサービスの提供を終了いたします。Keepに保存したコンテンツをバックアップしてください。

『LINE Keepメモ』とは、LINE上にある自分だけのトークルームをメモ代わりに使えるというサービス。多くの人にとって恐らく使用頻度が最も多く生活インフラの一部となっているであろうLINEだからこそ、このKeepメモの利便性は非常に高かった

  1. 自分だけの備忘録帳として
  2. メッセージの下書き帳として
  3. デバイス間のデータ共有に

パッと考えられるだけでもこれだけの用途があった
1に関しては、頻繁に開くアプリだからこそ目につきやすく、特にメモ帳に記しておくほどでもない直近の一時的な覚え書きと相性が良かった
2に関しては、わざわざメモ帳やテキストアプリを開くことなくLINEで下書きができるのは意外と便利。Keepに送信しても自分しか見れないので、特にLINEで送るメッセージの下書きをしている場合などは、実際に送信してみて受け手側の表示具合も確認でき◎
3に関しては、ちょっと上級者向けだが、例えばiPhoneとiPadの双方で同じLINEアカウントを使っている場合、トークのデータが同期されるので「片方のKeepに送っておけば、もう片方のKeepでも確認可能」という使い方ができた。画像ファイルなども送れてGOOD

なぜ『LINE Keepメモ』サービス提供終了?

これだけ利便性の塊である『Keepメモ』を、なぜ提供終了するのか。少し邪推してみる

  1. 負荷を減らすため
  2. もっと多機能・高性能に
  3. 代替策があり必要ない

1に関しては、ないだろう。Keepメモといっても、何も特別な付加機能はなく、単純に(誰とも繋がっていない)トークがひとつ増えるだけだった(それが良かったのだが)
2に関しては、あり得そうだが(前述の通り)Keepメモの良さはその無骨なまでの「シンプルさ」だった。メモ帳市場まで手を拡げようと、世の中の高性能で多機能なメモ帳アプリをライバル視して、もっと凄くなって再登場「Keepが生まれ変わります」というのは期待したくない。我々はLINE上の「自分だけのトーク」そうただ「ひとり言ができる空間」を求めているのかもしれない
3に関しては、その通り。正直LINE上に「自分だけのトーク」を生成することは難しくなく(狙っていなくても結果的に)相手の居ないトークを持ちメモや下書き帳代わりに使っている人は多いかもしれない
それこそ今回のメインテーマになるが「LINEグループやオプチャを使って意図的に“ひとり言空間”をつくりだす」ことも可能。LINEのオープンチャットもいくらか浸透してきて、そろそろ頃合いだと思ったのかもしれない。ただ、あくまでそれらはグループやオープンチャットの機能応用であり、一般的にはまだまだその方法は浸透していないだろうから、この記事で詳しく説明する

これ以外となると、企業側のコンプライアンス・レギュレーション的な問題か、はたまたもしやLINE側がKeepメモの利便性を軽視しているのか。まぁこちらは与えられた条件・環境を享受するしかないので、そのなかでうまくやっていきましょう(ということで記事本番)

『LINEオプチャ』でKeepメモを作る方法

オープンチャットを作成

普通にオープンチャットを作成する流れで、まずは「オープンチャット名を入力」します

このときに「検索を許可」をオフにしておきましょう。これで作成したオプチャが、他のユーザーの検索結果に表示されなくなります。他の設定はそのままでOK

オープンチャット設定

オープンチャットを作成したら「オープンチャット設定」から「公開設定」に進みましょう

公開設定には「全体公開」「参加コードの入力」「参加の承認」とありますが、ここでは「参加の承認」を選択します

質問を入力」というポップアップが出てくるので「参加できません」とでも入力しておきましょう

これで「検索結果にのらない」上に、万が一誰かが参加しようとしても「参加できない旨が伝わり」かつ「あなたの承認がなければ参加できない」環境が整いました

あとはアイコンや背景などのデザインをいじって自分好みにしたり、トークリスト上部にピン留めしたりして、使いやすくカスタマイズしてみよう

これでKeepメモと同じ環境が手に入るが、この方法の副産物は「量産できる」こと。Keepメモは1人1個だったのに対して、これなら自分の用途にあわせて複数の“ひとり部屋”を使いわけることができる

『LINEグループ』でKeepメモを作る方法【オススメ】

上の「オプチャ応用でKeepメモ実装」も悪くはないが、よっぽどのことがない限り現状完全に上位互換である「グループ応用でKeepメモ実装」をお勧めする。理由は以下

  1. オープンチャットはトーク内に広告が表示される
    iPadなどタブレットでは未だ表示はないようだが、iPhoneなどスマホでは確認済
  2. オープンチャットは機密性に懸念がある
    オープンなチャットという名の通り、全体公開&不特定多数参加型のサービスコンセプトが「個室を設ける」という用途・方向性と対極に矛盾している

1に関しては、仕方のないことなのかもしれない。むしろグループトークを含めた一般のトークルームに広告を出さないでいる点を評価しよう
2に関しては、通常オプチャでは検索結果でプロフィールや最新メッセージの一部が見られ得ることや、メッセージの検索やプレビューが可能なことを考えると、いくら上の設定で検索をオフにしているとはいえ、個人的なことなどは書く気にならない。それがグループならば、こちらから招待しない限り参加できないばかりか、その存在を知られることもないと考えると、承認型にしているとはいえ、誰でも能動的に参加申請ができてしまうオープンチャットは、どうしてもこの用途においては見劣りしてしまう

LINEグループを作成

いつも通り新たにLINEグループを作成する手順で進めていこう。注意点・ポイントは以下の通り

  1. トークルームを作成」で「グループ」をタップすると「友だちを選択」する画面になるので、適当な友だちを選んで「次へ」進む
  2. グループプロフィール設定」画面では、適当なグループ名を入力したら「友だちをグループに自動で追加」を念のためオフにしておく
    友だちをグループに強制参加させるのではなく、参加するかどうかを友だちに選べるようにするという項目(そもそも自分から誰かを招待しない限りは関係ない)
  3. メンバー」に表示されている自分以外のメンバー(先ほど適当に選んだ友だち)を削除する
    アイコン右上の×印をタップすることで可能
  4. 作成」ボタンをタップして“ひとりだけの”グループ(代替Keepメモ)作成完了
  5. グループの「設定」で念のため「リンク・QRコード招待」をオフにしておく
    これもそもそも自分から誰かを招待しようとしない限り無用の話

これでオプチャと違い「広告表示がない」上に、自分から招待でもしない限りは「誰かが参加しようとすることも、そもそも存在を知られることもない」環境が手に入る

あとはオプチャの時と同じように、アイコンや背景画像を設定したり、トークをピン留めしたり、自由にカスタマイズしてください

グループももちろんオプチャと同じようにいくらでも量産することが可能。広告もなく、機密性も高く、量産できる。むしろ正規のKeepメモより状況が好転している感まである

Keepメモにそこまで細かな機能を求めないかもしれないが、オプチャもしくはグループを応用するこれらの方法なら、機能面でも結果的に優れている。Keepには「トーク履歴を送信」くらいしかなかったが、オプチャには基本的な「ノート」「イベント」の他「Bot」「分析」などが、グループには「ノート」「イベント」に加え「BGM」「アルバム」などがある。機能面だけみても、やはり個人的なメモ帳として活用するならオプチャよりグループの方が向いていそうである

オプチャとグループにも「トーク履歴を送信」はあります(設定内)

LINEグループにはもうひとつ、誰かとのトークに他の友だちを誘うことで生成される“名前のつかないグループ”が存在するが、それは作成に最低3人必要である点などから、上記グループの明らかに下位互換と思われるため、今回は割愛している

記事のまとめ

  • LINEのKeepメモがサービス提供終了
  • 代替として「オプチャ」か「グループ」応用案
  • どちらの案も“ひとりで”作成・量産可能
  • 現状以下理由から「グループ応用案」に軍配
    1. トーク内に広告がない
    2. 機密性(安心感)がより高い
    3. 機能的にもメモ用途寄り
  • グループ応用案は完璧で非の打ち所がない
  • なので正直Keepメモがなくても困らない

自分は応用とか大好きなんで、いまや普遍的コミュニケーションツールであるLINEをただでさえ応用している感が強かったKeepメモを、更に越える応用感があってもぅウフウフっす

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