宮城県でポケモンをコンプリートされた方にインタビュー。第3弾はポケモンGOのシステムについて、宮城県でのポケモンGOについて、プレイ中のルールやマナーについて、ポケモンGOをプレイしてみてをお送りします。
ポケモンGOのシステムについて
ポケモンGOで「ここは直して欲しいな」と思うところはありますか?
①ジムのシステムについて
ジムのシステムが良くないかなと思います。強いポケモンが活躍できないのはちょっと嫌ですね。
どんなに強いジム、例えば強いポケモンが10匹置いてあるようなレベルの高いジムがあったとしても、結局時間さえ掛ければ落とせるじゃないですか。あれはやはりこちらが同じ色のチームを防衛しようにも必ず突破されてしまうので面白くないかなと思います。
↓このように自陣が複数体いると突破されてしまう。
出典:www.appbank.net
結局チームの色が三種類あっても、対抗戦のような感じにもなってないじゃないですか。だから結局ジム一個一個単独なので、そこら辺をもうちょっと勢力みたいなシステムになっていったら面白いのではと思います。例えば近いジムの所が全部赤になったら、そこら辺の地域が赤の勢力になっているみたいな感じに。
②図鑑について
これは個人的な話ですけど、今一応捕れる142匹全部埋めたといっても、図鑑の項目を見るとポツポツ空いてるじゃないですか。海外の捕れるやつ以外にもまだ空いてるんですよ。
あれはいまいち個人的にコンプしたという感じがしないので、あそこは「新しいポケモンが手に入ります」という確実なものが出るまで表示させないで欲しかったです。やはり穴が空いてるように感じてしまうので、いまいち揃えた気がしないですね。
↓このように穴がポツポツと空いている模様
出典:app.famitsu.com
③ポケモンの滞在時間について
ポケモンが湧いてる時間を30分くらいに長くしてほしいです。15分だと短い。
その短い時間で獲りに行こうとして走ったりする方がいて、事故の危険があるという点からみても長くしてほしいです。
これから第2、第3世代などのポケモンが解禁されていくと思いますが、どう考えますか?
そこに期待するのは、いま不遇とされてるポケモンが日の目をみればいいなと。
噂ではストライク辺りが進化できるんじゃないかとか。今、全く外れな存在じゃないですか。そこに期待してる人もいると思います。そういうのが続いていって、いつかはカイロスも日の目をみれればなと思います。
出典:seasonitems.com
宮城県でのポケモンGOについて
他の都道府県と比べて、宮城県でのポケモンGOをどう思いますか?地域格差はあると思いますか?
どちらかと言えば恵まれている方だと思います。やはり上を見たらしょうがないので。全国的に見たらむしろ恵まれている方と受け取った方がいいと思います。
でもやはり東京の人とかは羨ましいなと思います。千葉の知り合いがいるのですが、ディズニーに行って「◯◯取りました!」という報告があって。それを見ると「ああ~」と思います(笑)
近々、宮城県で海外ポケモンなどがゲットできるようなポケモンGOの公式イベントが行われる予定ですが、どう思いますか?
出典:pokemongo.gamewith.jp
宮城に住んでる当事者としては、あまり嬉しくないかなって気もします。
やはり周りから見たら「宮城に住んでてラッキー」という目で見られるじゃないですか。自分だけが楽してるなとは思われたくないですね。あれが他県の話だとしたら多分捕りに行きます。イベント自体は、感動的な良いイベントになればと思っています。
プレイ中のルールやマナーについて
最近ポケモンGOが悪い意味でニュースに取り上げられていますが、どう思いますか?
自分は基本徒歩なので、やはり勾当台の周りで路駐している車などは規制してもらいたいなと思います。あれも警察を呼んでもすぐその場で散るだけで、警察の方もナンバーを控えるとかもしないしその場で注意するだけなので、車も結局一周してまたすぐ戻ってくるようなものもいると思うんですよ。どうせ一回注意されたら数時間は通報されないだろうという感じで。それは良くないかなと。
それと今ちょうど噂になっている、ヒトカゲのローソン(山田)があるじゃないですか。ヒトカゲが出るのはあそこのローソンだけではなく、民家の方にも出るポイントがあるんですよ。でもあそこって本当に民家で、道路も車が一台入っていけるかいけないかぐらいなのに、そこを車で入っていく人もいると思うんです。そこはやはり周りの住民もすごく迷惑すると思うんですね。住民の方もポケモンで来てるんだとわかってらっしゃると思うんですが、でも住民の方には関係ない話じゃないですか。そこら辺をうろうろするだけでもどうかなと思います。せめて車で入っていくようなことはしない方が良いのではと思います。
こういうのは、プレイヤー側が気をつければ済む話なので。死亡事件もありますけど、ポケモンGOがというわけでなくプレイヤーのモラルの問題だと思うので、プレイヤー全員がそういう目で見られるのは悲しいです。やはり自分一人が気をつけてもしょうがないじゃないかという人もいると思うんです。でも逆に自分さえ気をつけていればそういうプレイヤーが一人は増えないわけじゃないですか。交通ルールを守って、自分でこれはいけないことだと見極めることが大切ですね。
ご自身でプレイする際、気をつけていることはありますか?
歩いている時は画面を見続けないようにしています。どうしてもあれな時は必ず立ち止まるようにしてますけど、その場で立ち止まるだけでも結構危ない。結局自分が周りを見てないんで、止まっていると周りに見てもらうしかないじゃないですか、そこは難しいところだと思います。
あとどうしても走ることがあるじゃないですか。やはり信号無視とかの交通ルールだけは犯さないようにしています。
出典:neta-net.net
ポケモンGOをプレイしてみて
ポケモンGOをしてプラスになったと感じることはありますか?
健康面で言えば、今歩いた距離が多分400kmぐらいですかね。割るとちょうど1日10kmぐらいだと思うのですが、1日10kmって今までまず歩かないと思うんです。通勤の行き帰りだったら1日せいぜい3kmあれば自分は多い方なので。それが1日10kmといったら相当だと思います。でも実際体重はそんなに減ってないんですよ(笑)だからこれは健康面には繋がってないんですが、でもやはり歩くことがマイナスなことはないと思うので。
家に帰って一息ついてからでも、タマゴがもう少しで孵るなという時に1時間ぐらい歩こうかとなることがあるんです。そんなの今までポケモンGOをしてなかったらないですね。そこらへんはプラスになったのかなと思います。
ゲームとはまた別の面白さはありましたか?
自分の知らない土地とかに遊びに行った時に、同じく携帯を持ってうろうろしてる人がいるじゃないですか。あれ明らかにポケモンGOですよね(笑)それで例えば珍しいポケモンが出た時に、急にソワソワしだしたり、同じ方向にみんな走り出していったりとかあるんですよ。そこら辺はやはり他人同士でも、会話とかが全然生まれなくてもすごい面白いです。特に関東とかのいろんな公園とかもそういうのが顕著みたいで、お台場とかでも「あっちにラプラスが出た」となると本当にもう住民大移動みたいにぞろぞろとなるみたいです。
出典:style.nikkei.com
自分も一回、勾当台公園でうろうろしていた時に錦町の方でカビゴンが出た時があって、その時に友達と二人でいてちょっと時間もなかったので走ろうかとなって、そしたら同じく何人か走っている人がいるんですよ。10人も、20人も。自転車でもう向かっている人がいて。絶対カビゴンだ、あれと思いながら。信号もあるので信号待ちでもみんなソワソワして。
ああいう時は、みんな共通の意識を持って走っているなと思うので個人的に面白かったです。着いたら着いたでそこで、ゲットしたらすぐ去っていくような方と、その場で喜ぶ方、明らかにガッカリしている方、三者三様なんですよ。自分も一人の時にポケモンに逃げられても、ちょっと悔しさを見せずに淡々と去っていくようにはしてます。内心すごい悔しいんですけど(笑)あれは周りを見ていると面白いです。
それと行ったことのない場所に行ったことです。加瀬沼公園に行ったのですが、公園自体が中々素晴らしくて、普通にバーベキューに来てる家族連れなどがたくさんいるんですよ。逆にポケモンGO目当てに来てるのは自分たちぐらいじゃないかと思うくらい、普通にレジャーで来ている方がいっぱいいて、中々面白いなと思いました。そういう発見はありました。
↓加瀬沼公園内にある遊具。大きいです。
出典:www.miyagi-kankou.or.jp
最後に宮城県のトレーナーに向けて一言お願いします!
このゲームは一人でうろうろしているよりも、絶対2人3人って仲間同士でいろいろ走り回って、ポケモンを手に入れたら喜びも共有できると思うので、このツールを通じてどんどん知り合いとか増えたら、それは凄い素晴らしいことじゃないかなと思います!
インタビューを通して
今回初めてインタビューをさせていただき、始めはこちらがとても緊張しながらインタビューをさせていただいたのですが、話をしていく内にどんどんと会話が弾み、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
それほどまでに楽しい会話、有意義な会話をしてくださったじるさん。
「バディによって飴が手に入るシステムになる前にコンプリートをしたかった」「自分だけが楽してるなとは思われたくない」の発言から分かるように、フェアな考えを持って結果だけでなく過程も重視し、そして自分の考えをしっかりと持っている、僭越ですがトレーナーとしても人間としてもとても素晴らしい方でした。
コンプリートされた後の予定は未定ということでしたが、これからもポケモンGOを楽しんでください!
インタビューにご協力していただき、本当にありがとうございました!


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